イヌエンジュ

樹種
山地に生える落葉樹。高さ15m、太さ30cmになる。街路や公園にも植えられる。エンジュと呼ばれることがあるが、本当のエンジュは中国原産の木。冬芽は広卵形~卵形で先はとがり、仮頂芽は長さ5~8mm、短軟毛があり、互生する。樹皮は淡緑褐色~灰褐色、老樹では浅く裂ける。
羽状複葉で長さ20~30cm、小葉は7~13、長さ4~8cmで卵形。基部は円形~切形、表面深緑色、裏面は緑白色。芽ぶきの若葉は葉軸と小葉の裏面に細毛を密生し、銀白色に見える。
複総状花序に、黄白色で径約1cmの蝶形花を多数つける。7~8月に開花する。
果実
豆果は平たくて長さ4~8cm、幅約1cm。10月頃褐色に熟す。
分布
北海道、本州中部以北
用途
床柱、器具材、彫刻材、公園・街路樹など

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