樹種

亜高山~高山帯に生える落葉樹。高さ15m、高山では低木状。樹皮は灰白色で、老樹では縦裂となる。冬芽は長楕円形か紡錘形。長さ7~12mmで互生する。

葉

三角状広卵形、長さ5~10cm。鋭尖頭で基部円形~切形、不整重鋸歯縁、側脈7~12対。

花

雄花序は黄褐色で、長さ5~7cm。雌花序は直立し、長さ2~4cm、紅縁色。5~6月に開花する。

果実

果穂は長さ2~4cm。9~10月ごろ成熟する。

分布

北海道、本州中部以北、四国、千島など

用途

建築・器具材など